第6章 きおく 沖田さん

『！？』

「沖田さんは大人しいから泣きませんよ｡安心してください」

ｽｯ··
「····軽いようで重いですね」

かちん
「··！？」

「これが､子｡··そしてこれが"家族"ですよ」

···ﾄｸﾝ
「家族··(なんていい響き)」

あの頃に出会っていれば··

「それではジャックさん失礼··？」

「··✿さん」

「はい(沖田さんの事気に入ったかな？)」

「私のフィアンセになってこの子を育てませんか？」

『！？』

「なっ··！//ジャックさん？！」

「だっ！！駄目です！」

「おやおや､Sir」

「沖田さん？」

「あっ··駄目ですよ､ジャックさん···だけど少し嬉しかった」

にこっ
「それはそれは良かった､やはり隣に愛する人がいると幸せになりますからね」