第2章 プロローグ
雪side
「今日も疲れたー」
「確かに…まさかヴォルフ隊が
揃って警護しているとは思いませんでした」
「お前ら…誰もいねぇからって
あんま裏の事を大声で言ってるじゃねぇよ」
あまりにも怪盗の一面の事を言ってるから
思わず呆れながら注意する
「ごめんごめん人がいないし
まだまだ時間あるからつい…」
「そういえば話変わりますが
最近期待の新人が出て来ましたね」
「確か…女怪盗ネージュと騎士怪盗ブラン
だったか?」
「そういえば話題になっているねー
最近の新聞の一面になってるよね」
祐也は頷き俺は地下室へのからくりを解いた
ギィー!
「ここからは地下室で話そう
聞き耳を立てられたら面倒くさいしな」
「さんせーい」
「そうですね」
俺らは地下室に移動した