第4章 黒曜編前編
「強いですね僕の負けです」
黒曜は降参の意味で手を上げた
…正直本気を出されていたら負けていた
「それなら財宝は私がいただくわね?」
「えぇそのための勝負でしたから」
財宝を丁寧に渡された
「危険怪盗について1つ分かった事があります
どうやら危険怪盗は腐豪の様です」
「腐豪が怪盗を?何故かしら?」
「まだ調べ始めたばかりなので
何が目的なのかは分かりません…
全部暴いて見せますよ」
野心に溢れた目をしている
「それでは僕はこれで失礼しますね」
そう言うと風のように去っていった