【WIND BREAKER】愛なんて知らなかった(R18)
第6章 ※恋愛のカタチ
潤んだ瞳で俺を見つめる。
『今の…ビクビクしたのが……イク?』
「そうだよぉ…あれ…?
もしかしてイったの初めてかな?」
気持ち良かった?と頭を撫でながら聞くとコクンと頷き、俺の胸に顔をうずめる。
『最初はよくわからなくて…擽ったいような痒いような感じだったんですが…最後の方は……気持ち…良かったです…』
恥ずかしい…と手で顔を隠し、俺の胸にくっつく沙良ちゃんの頭に触れると、優しく肩を押して再び仰向けにした。
『…っ……』
「沙良ちゃん、俺もう限界…
そろそろ挿れてもいい…?」
ショーツとスカートを剥ぎ取ると、シャツを脱がせようと手をかけた。
『…っ…十亀さん……』
「…どうしたの?」
『やっぱり…シャツ…着たままでも…いいですか…?』
か細い、蚊の鳴くような声。
恐らく沙良ちゃんの体の秘密はシャツで隠れた所にある。
「…全然いいよ…だから…」
沙良ちゃんの頬に触れた。
「そんな顔しないでよ…」
沙良ちゃんを傷つけることなんてしたくない。
服を脱ぐか脱がないかなんて、本当にどうでもいい事だ…
「他には大丈夫…?」
沙良ちゃんの小さな唇にキスを落とす。
『はい…………あの…十亀さん…』
「…何?」
『ありがとう…ございます…気遣ってくれて…』
「当たり前でしょ…だって…」
『……?』
「何でもない…」
何を言いかけたのかわかって、自分でも驚いた。
快人の問題を解決したのも、風鈴と関わっている沙良ちゃんにほんの少し興味があっただけ…
最初はそう思っていたのに…
俺はズボンと下着を脱いで放ると、何も纏わずに沙良ちゃんの秘部に自身を擦り付けた。
『んっ……ぁっ…』
往復させるとチュプチュプと卑猥な水音が鳴り、その音だけで達しそうになる。
「挿れるね…」
先端を沙良ちゃんの綺麗なピンクの口に挿れようとすると…
『十亀さっ……待ってっ…ゴム…して…』
「…ごめん…俺…ゴムアレルギーなんだ…」
すぐにバレるような嘘。
『アレルギー………』
眉間に皺を寄せながら何か考えている。
どうやらアレルギーを信じているようだ。
勿論実際は違う。
気分でゴムもしたりしなかったり…
けど…