第6章 ※恋愛のカタチ

沙良ちゃんとするならゴムはしたくない。


「ごめん…もう我慢できない…」

躊躇う沙良ちゃんの秘部に再び自身を擦り付け、先端を押し込んだ。

『んっ……ゃっ……』

肉壁がヒクヒクと絡みつき、最後まで挿れていないのに快感が込み上げた。

「ふっ…嘘でしょ……」

気持ち良すぎてぶっ飛んじゃいそう…
深く息を吐きながら、腰を進める。

『んっ…ぁっ……十亀さんっ…』

俺を見つめながら眉間に皺を寄せる。

「なぁに…？沙良ちゃん…痛い…？」

優しくする自信なんてないから、痛いって言わないでほしいな…なんて、自己中心的な考えが頭をよぎる。

首を振った沙良ちゃんに安堵した。


『っ十亀さんの…おっきくて…息っ…できない…』

最奥まで進むと、沙良ちゃんの言葉にドクリと胸が高鳴った。

「まったく…煽るねぇ……」

沙良ちゃんの体に密着すると、抉るように奥を突いた。

『んっ…ぁっ……痛っ…』

枕を握りしめる手に力が入り、顔を歪める沙良ちゃん。


「ごめん…」

まだ２回目だもんね…奥は痛いか…酷くはできないね…

優しく頭を撫でると、ゆっくりと動きながら突いた。

ジュプ…ジュプ…

『あっ…んっ……はぁっ…ぁっ…』

ユサユサと大きく揺れる胸が視覚に毒だ。

「沙良ちゃん…気持ち良すぎて…ヤバい…」

ふっ、と笑いながら動きをゆっくりにすると、沙良ちゃんが俺の顔にそっと触れた。


「…っ……どうしたのぉ…？」

『っと……』

「…ん？」

『もっと…動いて大丈夫…それ気持ち…いいからっ……』


俺の腕を掴み、泣きそうな顔で訴える沙良ちゃんの顔を見て



かろうじて繋ぎ止めていた理性は



完全にコントロールを失った。



「ふっ…後悔しないでね…沙良ちゃん…」

沙良ちゃんを気遣ったから…じゃないんだ、本当は…
けどもう、我慢しなくていいって言われたから…

俺は打ちつけるスピードを少し上げた。

『ぁっ…ん……ぁっ……』

もっと…とか、気持ちいい…なんて言われたらね…

「めちゃくちゃにしたくなっちゃうよ…」

カエルみたいに開いていた沙良ちゃんの両足に膝を滑り込ませ、背中を抱えるように抱きしめる。