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【ヒロアカ】*Linaria この恋に気づいて*

第7章 囚われのお姫様



「とらああぁぁぁーーーーーーー!!!!」

「トゥワイス!?多くね!?」

「よぅスピナー!!死柄木!!」

「…おいおいマジか、増えたな。」


増殖したトゥワイスが死柄木とスピナーを守るようにスライディングして包み込む。


「これで少しは役に立つかな?リーダー」

「すごいぜ、トゥワイス。
 …ついでにタワーまでの道拓けるか?
 あそこにボスとと義爛がいると
 言っていた。
 騙してンのかもしれないが…。
 実際近付くにつれて敵が増えてる。
 タワーを守るように…
 マキア用の駒はさておき、
 ボスはちゃあんと殺さねェーとなァ…」

「…よぉし、わかった!!
 リーダー、おめーは俺に揺られて寝てろ!
 うっかり俺たち一人で解放軍を手籠めに
 しちまうぜ!!
 「俺‼︎あっちは任せろ!「待ってろ義爛、
  ‼︎すぐ行くぜェーー‼︎」

「もう…トゥワイスだけでいーんじゃねーか?」

「いーや……あいつは義爛を好きすぎる…。
 人の心を弄びやがって……
 許せないぜ、解放軍。」


張り切ってトゥワイス達が解放軍を攻撃する姿を見て唖然とするスピナーに仲間の心を弄ばれ苛立つ死柄木。


「そーいや、Mr.コンプレスもタワーを目指して
 先に向かってるぜ!
 囚われたお姫様を助けにさ!!
 まるで王子様だなアイツは!!
 俺たちも急ごう!!」

「……っ…待ってろ。
 すぐ助けに行くからな…っ」


トゥワイスの言葉に近付きつつあるタワーに紅い瞳を向けると、そこで不安気な表情をしたの姿を思い浮かべると、居ても立っても居られずトゥワイスが拓けてくれた道を迷う事なく真っ直ぐに走り出す死柄木だった。


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