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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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シュートが決まった瞬間、監督までもが呆気に取られ静寂に包まれる中、いづきはコートから出て緑間の元へと向かう



『あそこでシュートのタイミングずらせば周りも動くし抜かれにくい。オッケー?』



「ああ」



緑間がコートへと戻ると高尾がぽかんとしながら近付いていった



「今あいつ、真ちゃんと同じ動きした。パスを出す瞬間の手応えからシュートのタイミングまで同じだったぜ」



「そうだろうな。言えばお前の動きも出来ると思うが」



「マジかよ…、コート内の奴の動きを全部コピー出来るってのか?」



「コピーできる時間は比較的短い。簡単に言うと一定範囲のコート内の動きを再現し修正を加える。それが藍沢の特化した能力なのだよ」



「じゃああいつ自身は自分のプレーを持ってないって事か?」



「いや、コピーし再現するという事は動きの基盤が分かっていなければ出来ない。パワーでは足りないがテクニックであいつに勝る者はそうは居ない」



「へぇ…さっきコートで動いてた奴が金平糖食ってる奴と同一人物とは思えねぇな」



高尾は苦笑いしながらステージの方へ目を向けると金平糖を一握り口に放り込んでいるいづきが居た



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