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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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進路関係で調べものをしていた宮地は体育館へと繋がる廊下を足早に歩いていた
そして女子の横を通り過ぎた時、声が聞こえたのだった



『そこのバスケ部の先輩ー!』



少し立ち止まり回りを見回すも自分以外にバスケ部が居らず、不思議そうに振り返るとそこに居たのは見覚えのある髪色であった



「お、お前昨日の…!?」



『藍沢っす!先輩部活行くんですよね?あ、ちょっとごめんまた今度ね!』



いづきは慌てたように女子の間をすり抜け宮地の元に走り寄ると目の前で急停止しふー、と溜め息を吐き笑みを浮かべた



『体育館まで行こうとしたんすけど迷っちゃって…
ついていってもいいですか?』



「その前に何でお前がここに居るのか聞かせろ。そうしたら考える」



眉を寄せ困惑と苛付きが窺える眼差しを向ける宮地に対しいづきは不思議そうに返事をする



『転校生っすよ、更に今日から秀徳バスケ部の一員なんでよろしくお願いしまーす』




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