• テキストサイズ

【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


-



体育館までの道のりでは帝光中出身の転校生を物珍しげに見る人が多く



『転校生ってだけでモテんのねー。驚いたわ』



「いや、お前は特例だろう」



しばらく歩き体育館の入り口まで来たときには肝心のいづきの姿は忽然と消えていた



「おい真ちゃん、あいつ居なくなってっけど!?」



「…いつもの癖だ。放っておけばそのうち来る」



緑間然程気にしていない様子で体育館へと足を進め、高尾もマジかよ…と呟きながら緑間の後に続いた



その頃いづきは、



「ねえねえ藍沢君!付き合ってる人いるー?」



『いや、今は居ないよー』



「じゃあフリーね!仲良くしよ~」



『ああ、うん勿論…』



「でさぁ、」



『あーえっとごめん!これから部活行かなきゃだからさ』



女子に捕まっており抜け出せない状況に居た



なかなか解放してくれない女子に困り果てていたいづきの横を見覚えのある蜂蜜色の髪が通り過ぎた



『あ!あ!そこのバスケ部の先輩ー!』



-
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp