第52章 親友　✴︎

『っ、誰か来たらどうするの！？』

「声を出さなきゃバレない、心配するな。」



心配とかじゃなくて、だめだって言ってるのに…！！



必死で赤井さんの手を掴んで阻止しようとしても
先程のキスで体に力が上手く入らず…

私のキャミソールは捲し上げられ
下着が見えている状態になってしまった。




『やっ…もう本当に…だめ…っ…』

「お前が可愛すぎるのが悪い。」

『そんな…！っ、あ…』



何で私のせいにされているのか分からず戸惑っていると
いつの間にか昴さんの手が下着のホックを外していて
締め付けが無くなったと感じていると
下着はずり上げられ、私の乳房が晒されていた。




『や、だ…昴さん……ッ、！！』



試着室で胸が見えるように服を乱されて
恥ずかしくないわけがなくて…

やめて欲しいと伝える為に何度も首を振っていると
昴さんはニヤッと笑い、胸の先端を指でなぞってきた。



『ーーーっ、やめ…てッ…おねがい…っ！』



左右両方の胸の先端を指で弾かれたり
軽く摘まれたりしていると、昴さんは首元の変声機のボタンをピッと押していた。



「そんな反応をされると…もっと虐めてやりたくなる。」

『す、昴さん！声…！』

「誰にも聞かれていないから大丈夫だ。」

『っ…！』



私の耳元で囁いた赤井さん…


その声を聞くだけで体がビクッと反応し
そんな私の様子を見た赤井さんは私の耳朶に舌を這わせた。



『っ、耳…やだぁ…っ…』

「こら、声は出すなと言ってるだろう。」



そんなの無理に決まってる…。



赤井さんはずっと耳元で喋ってくるし
耳朶を舐めるだけでなく甘噛みまでしてる。


くちゅっ、とわざと唾液の音を出しながら攻めてきて
胸への愛撫も同時進行でやってるんだから…




『っ、も…う…だめだ、ってば…』

「ん、分かってるんだが…もう少し…」

『！！ゃっ…待っ、て…っ、んーーッ！』



赤井さんは私の胸に顔を近付けて
硬くなった先端を口に含み、ペロペロと舐め出した。