• テキストサイズ

何気ない一日

第6章 最後はおもちゃで




「こんなの無くても、お前は感じやすいからいらないとは思うけどさ、でも少しでも自分の自由にならないところがあると、フラストレーションが溜まって、感じやすくなるだろ?」

そう言って、鼻歌交じりに紐を結んでくる。

「よし…と。後はアイマスクな?」

手に取った黒いアイマスクを私の目に被せてくる。途端に辺りが見えなくなって、私の心に不安が押し寄せてくる。

「ふふっ。すげーいい眺め♡まずは何しよっかなぁ〜♪」

姿が見えないから、智の声が嫌に響いてくる。私は少しづつ早くなってくる鼓動を抑えようと、息を長く吐き出した。

「んー、やっぱこれかな?」

カタッと何かがぶつかり合う無機質な音が聞こえる。すると私の顔に何がか当たった。

「これ…、何かわかるかなぁ?が大好きなやつだよ?」

プラスチックの冷たい感触、カップ型になってるようで、淵がカツカツと当たってくる。

どうやら、二組あるようで、私の身体がゾクリと震えた。

「………ち、ちくび…バイブ……、」

「あったりぃ♪」


/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp