第7章 コブラ 「ずっと想って」
私の頭を撫でていた手を後頭部に、空いている手を腰に回される。そしてベッドに押し倒された。
「今度こそ、願い叶ったわ。捕まった時はもう無理かと思ってたからな。カナタに告白するっていう夢」
耳元で囁かれて顔を真っ赤にして固まっているとコブラ君は笑う。
「それに俺はコブラじゃねえ。エリックだ」
「…………エリック?」
そう聞くと彼は少し顔を赤くして微笑んだ。
「ああ、カナタ」
「……照れてる」
「照れてねえ」
そう言いながら私の耳に、頬に、おでこに、顎に、色んなところにキスを落としてくる。
「……エリック君?なんで…」
言おうとしてやめた。
でも、エリック君は少し目を開いてから笑って私の唇に愛おしそうにキスをした。
………エリックはまだ私を焦らすの?………
-𝑒𝑛𝑑---------------