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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第19章 インターハイ予選へ


縁下side



合宿が終わって



体育祭があって


また日々の練習が始まるけれど


インターハイ予選
二週間前




雰囲気がいつもとは違う
どこかピリピリとしたような

でも悪い空気なんかじゃなくて



インターハイ予選へ向けた緊張感からくる
いい雰囲気に自らの背筋もピンと伸びる




そしてまた今日も練習が始まる







「‥‥」






「‥?何難しい顔してんの?」






更衣室で体操服に着替えていると
いつも騒がしい田中が


何かを思案するように腕組みをして
黙って一点を見つめている




「もうすぐ大会だろ」




「うん」





「大会ってなんかこう‥出陣!!って感じで燃えるだろ?」




「うん‥‥まぁ‥‥うん」




「でさ、そこにさ マネージャーとしてだけじゃなくてさ、可愛い花澄が俺の彼女としてさ 龍、明日は頑張ってね!とか言って俺の事ギュッとしてさ‥お守りなんかくれたりしちゃったらさ‥もっと燃えるのにって思ってさ」




話している内容はそんななのに
顔はバカ真面目だ



「そんな事言ってるうちに、レギュラーもらうからな‥あと、白石さんも」




「?!」





あんぐりと口を開けて
まだパンツのままの田中を部室に残して



ウインドブレーカーを羽織って外へ出ると
ちょうどばったり白石さんが前を横切った





『あ!今から体育館?』



「白石さんも?」




『うん!一緒に行こっか!』




いつもの可愛い笑顔




そりゃ俺だって
白石さんが彼女だったら‥なんて思うけど














『‥すまいる』




「っ?!」




『こうしたら、元気分けれるんだって!お母さんが言ってた』





咄嗟のことで一瞬何が起きたか分からなかったけど
そう言いながら無邪気に笑う白石さんが

俺の手をギュッと握っていた




無意識にさっきの田中みたいになってたのか
その様子を見て心配してくれたんだと思う




ギュッと握られた小さな手は
子供みたいにポカポカとあったかくて


にっこりと微笑む姿に心臓がどくりと跳ねた












「レギュラーも‥‥彼女も、絶対に諦めない」





『?』

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