第3章 構想が入り混じるラプソディ
この日は歯を磨いたあと、母といくつかの学校を訪ねた。
「私はキンズリーの学校がいいわ」
「カトリック系の学校ね。いいわ!じゃあ手続きしましょう」
学校の手続きが終わるとお昼の時間を過ぎていた。
「微妙な時間ね。おやつ食べて帰りましょうか。学校は明日からよ!遅れずに行ってね」
「お母さん、ありがとうございます」
私はにっこりと笑って母と学校近くのカフェに入った。
私はクロワッサンとサラダ、オレンジジュースの簡単なものを頼んで母はコーヒーとケーキセットにして向かい合って食べたり飲んだりした。