第71章 ☆ 前夜祭 ☆ 夢主視点 ☆ ① ☆
ロー)「見て欲しいんだろ?見てやるよ」
「…むー」
笑いながら言うローにむくれてしまう
ローに右手でちょいちょいって呼ばれて
私は少し顔を顰めながら近付いた
ローの前で足を止めれば
ローの右手が私の頭にのった
ロー)「見たい見たい…これでいいか?」
そんないい笑顔で言われたらムカつく
「むー」
私は腕を組み頬を膨らませてローを睨んだ
ロー)「…」
「いひゃい!」
ローは両手で私の膨れてる頬を引っ張り出した
私は両手でローの手を掴むも離してくれなくて
体を後ろに逃げる様に引いても離れてくれない
ロー)「よく伸びるな」
「はにゃししぇよ!」
ローにしばらく頬を掴まれてて
離れたと思ったら腕を掴まれて抱き締められた
私はローの腕の中で体を動かして自分の両手で両頬を撫でた