第70章 ☆ 生涯をかけて ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「…ろぉ…」
また熱の篭った声で呼ばれた
それだけなのに俺もゾクゾクしてくる
俺は少し乱れたアヤを見て楽しくなって「…どうして欲しい?」と聞いてみれば少し目を見開いたアヤ
「…え?」
ロー)「どうして欲しいんだ?言ってみろ」
涙を溜める目
少し息を上げ熱の籠る吐息
程よく染まる頬
そして…
「…キスして、イカせて、欲しい…ローに触って欲しい…」
そう言われ…我慢出来なくなった
俺は笑みを深めアヤの頭に触れていた手で耳に触れた
それだけなのにアヤは甘い声を上げる
アヤは目を閉じて耳に触れる
俺の手に身を委ねようとしていた
「んっ…うっ…」
ロー)「…ふっ」
俺の笑う声が聞こえたのかアヤが目を開けた