第69章 ★ 嫌な言葉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「まぁ正直、あそこまでしつこい人は初めてだったなー。ちょっと驚いたけど面白かった」
イッカク)「面白かったって…」
シャチ)「お前…怒ってたじゃん」
シャチ達が少し引いた様な…
「…怒る意味が違うよ」
ペンギン)「意味?キャプテンを取られそうになったからじゃないのか?」
「え?ロー。あなた、私を捨ててあの女の人の所に行くの?」
ロー)「それは絶対に無い」
「ふふっ。ならいいよ。それに関しては怒ってないし気にしてない」
ジャンバール)「…ならなんで怒ってたんだ?」
なんで…
私は両手を頭の後ろに持って行って顔を上げて天井を見上げた
「…聞くはずないと思ってた言葉に…かな」
私が小さく答えればよく聞こえなかったのか
皆首を傾げていた
それが少し面白くて
「…明日が楽しみだ」
と、笑顔で言えばベポが反応して
「おー!オレも頑張るー!」
と、片腕を上げて言ってきた
ベポに目を向け
「明日はよろしくね。ベポ子ちゃん♡」
と、言えば衝撃を受けたような顔をして
「はっ!そうだった。明日、女の子なんだった」
と、言って肩を落とした
「ベポはそのままでいいよ」
と、声をかければうるうるした目で見られて可愛いかった