第69章 ★ 嫌な言葉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「あ、さっきの女の人の話?いきなりで驚いたね!凄いお姉さんだったなー。ローってあんなのが好みなの?意外」
ロー)「違う。絶対無い」
ペンギン)「待て待て!話が違う!その話もだけど違う!」
「違う?なら何の話?」
イッカク)「初めてじゃないって!」
シャチ)「そうだぜ!お前!前にもこんな事あったのか?!」
「え?…まぁ、ローの前で乗り込んで来られたのは初めてだったけど…前の島でも、その前の島でもローに熱い視線を向けてる人はいたよ?あ、前の島は無人島だったからノーカンで」
イッカク)「そう言う問題じゃない!」
「ん?」
ロー)「お前…なんで黙ってた」
「え?言う事?ローに熱い視線を送ってるあの女の人誰?って?」
「「「「…」」」」
「女ヶ島だっけ?そこを出港して…次の島に着いてからだったかな?色んな島に行ったけど、島にいる間はほぼ毎日の様に女の人からの視線を感じてたよ?正直多くね?って思ったけど…まぁこんなに色男なら仕方ないのかなって…」
「「「「…」」」」
「皆が皆、ローと関係があるとは思ってなかったけど…声をかけられたのは初めてじゃない」
「「「「?!」」」」
「どこの島だったか忘れたけど…女の人3人ぐらいに声をかけられた事があるよ。いきなり『あなた!なんで彼と一緒にいるのよ!彼に付きまとわないで!』って言われたから、思わず『殺すぞ』って笑いながら言ったら走って逃げて行っちゃった…女の子相手にまたあんな言い方したのは駄目だったよねー。反省反省」
私はケラケラ笑いながら今までの島の事を言えば
シャチ達の視線がローに向きローは静かに視線を逸らした