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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第93章 ★ タトゥー ★ 夢主視点 ★ ① ★







ロー)「俺はこぼさないし手放さない」

「…ふふっ…そうだったね…ローはそうだね」






ローらしい答えに思わず笑ってしまった






「この船はローの宝箱?」

ロー)「ふっ…そうかもな」

「ふふっ…皆喜びそうだね」

ロー)「言うなよ」

「えー、ローの惚気じゃん。珍しいローの惚気…言いたくなるなー」

ロー)「言ったら覚えとけよ」

「んー…お仕置と天秤にかけても言いたくなるかも」

ロー)「なら先にお仕置するか?」

「…あ"ー…先にお仕置するなら絶対言うから」

ロー)「お仕置していいなら言ってもいいぞ」







ローのニヤリと笑う顔を見てしまった





何故か…さっきローの口に指を入れてる時の事を思い出して




体がゾクゾクして来た







「…あの、ろぉ…そのー」

ロー)「あぁ?なんだ?本当にお仕置して欲しいのか?」

「…お仕置って言うか…その、」

ロー)「なんだ?」

「…て…の」

ロー)「はっきり言え」

「ろぉの、さっき、指…」

ロー)「なんだ?ちゃんと言え」

「…むー」







私はローに背中を向けるように体を動かして少し離れれば
頭に置かれていたローの手が離れた




体を少し離しても
ローの腕枕なのか変わらないけど










ロー)「どうした?」

「っ、…その、……て…ぃなって…」







変に疼いてる




あんな事しなければよかった




なんか、恥ずかしくなってきた









そんな私が分かったのか
ローは背中から私を抱き締めるように体を動かして
私の口元に手を持ってきて親指で唇をなぞられる








ロー)「どうした?」





頭の後ろで
ローのニヤけた声が聞こえる








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