第92章 ☆ 説明前 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「気付かなかったね…起きないと」
ロー)「…」
「ロー?起きよ?ベポに返事して」
未だにノック音と俺達を呼ぶ声が聞こえる部屋の中
俺はROOMを展開してベポを食堂に飛ばした
「ロー?…ふぇ?」
俺は起き上がるふりをしてアヤの体に覆い被されば起きると思っていたアヤはさっきより目を見開いて驚いていた
アヤの両手をベットに押し付けて深くキスをした
「んっ…まっ…んふっ」
リップ音と共に顔を離せば少し息を上げて睨んでいるアヤ
俺はニヤリと笑えば更に睨まれた
「…ちょっとー…本当に禁止にするよ?私逃げるよ」
ロー)「キスも駄目なのか?それは言われてないぞ」
「…」
今度は睨まれながら頬を膨らませむくれ出した
ロー)「なんだ?」
「ニヤニヤしやがって…揚げ足取るなー」
ロー)「取られるなよ」
「むー」
再びむくれ出すアヤを見ながら笑えば
アヤは視線を外した