第92章 ☆ 説明前 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
コトが終わり抱き締めながら肩で息をしながらへばってるアヤを見て笑みが零れた
ロー)「へばったのか?」
「…へばって…はぁ…なぃぉん…ろぉは、満足?」
ロー)「…お前は?」
「…ろぉ、から…あなたから…貰える、物なら…私は、満足だよ…心も、体も」
ロー)「…」
「へへっ…ろぉ、しゅき、だ…ぉ…きしゅ…」
アヤは笑いながら力尽きたように目を閉じ眠った
ロー)「…まるで言い逃げだな」
俺の呟きはアヤには届かなくて、俺はアヤのおでこにキスをして抱き上げシャワー室に向かい処理をした
体を拭いてベッドに寝かせ腰を落とした
アヤの足に目を向ければまだ完治してない
殴られた怪我とかは治っていたが
足を手当しながら
首にぶら下がる守り石が目に入り触れれば暖かさを感じた
ロー)「俺も好きだ、アヤ」
守り石を見つめていたら
気付いたら口に出てて
自分の行動に笑ってしまいアヤの横に寝転んで
ロー)「おやすみ」
と声を掛ければアヤは返事をするように俺に擦り寄ってきた
アヤの猫みたいなその行動も好きだったりする
そんな事を思いながら
腕の中にアヤを閉じ込めて、俺は目を閉じた