第51章 ハロウィンの花嫁〜プロローグ〜
ーー貴方side
ホテルヒカエエ。私は今、高木刑事と佐藤刑事の結婚式に来ている。
光彦「いつかこんな日が来るとは思ってましたけど……」
歩美「ついにやったね、高木刑事!」
元太「でもよ、えらい急に決まったよな」
確かに、と私達は頷く。でも2人は付き合ってから日も経つしそんなものなのかと思っていると、ふと視線を感じ見てみるとコナン君が私を見つめていた。
雪「どうしたの?」
コナン「え、あ、いや……」
園子「このガキんちょ、、まさか雪を嫁にしたいんじゃないの?」
蘭「え〜まさか」
雪「ふーん……ニヤニヤ」
そうなの?としゃがんで顔を近づけようとするとガシッと腕を掴まれた。何だと思い見ると研二さんがニコニコしながら自分の方へ引き寄せる。
萩原「残念だけど坊主、雪ちゃんは俺と結婚予定だから」
雪「え?」
歩美「えー! そうなの⁈」
萩原「そうそう、だから次は俺達の……」
グイッ
雪「わっ、じ、陣平さん⁈」
松田「ふざけんのも大概にしとけハギ……大丈夫か?」
雪「は、はい」
研二さんの対応に困っていると今度は陣平さんに引っ張られ私と研二さんを引き剥がす。
園子「モテモテだね〜雪」
雪「そんな事はないと思うけど……それにまだ彼氏も居ないし」
園子「と、彼女は申しておりますが?」
萩原・松田「「………」」
雪「?」
蘭「これは大変そう」
灰原「本当にね、頑張りなさい江戸川くん」
コナン「お、おう……」
一体どういう事かと考えているうちに結婚式は進んでいく。そして誓いの言葉を交わし合う瞬間、扉がバンっと開き数人の男性が乱入してきた。
「美和子!!」
「そんな奴と結婚するなら……!」
殺してやる!、そう叫び2人を襲おうとすると神父の顔が剥がれ目暮警部の姿になり、見守っていた来場者や小五郎の叔父さんも戦闘体制に入った。
松田「あー、雪は動くなよ危ねえから」
雪「で、でも……」
萩原「大丈夫だから、君達もこのままでね?」
雪「あの、本当に大丈夫なんですか?」
そう言う2人は何故か楽しそうで、私は萩原さんに小声で大丈夫か尋ねる。
萩原「心配しなくても大丈夫だよ、これ訓練だから」
雪「訓練?」
パァン
雪「っ!!」
萩原「あ〜、ダメだったか」
雪「た、高木刑事⁉︎……って、え?」