第18章 月嗤歌 ED Side A【☔️ ⇄ 主 *♟(激裏)】
やわりやわりと胸を捏ね、その柔らかさを堪能する。
上質に織られた布地が乳首を撫でる感触に、ヴァリスはいやいやと頭を振った。
「ユーハン、………ひぅっ」
「嗚呼、………もどかしいのですね。
貴女があまりに恥じらうから、布越しに留めていたというのに」
「ちが、ぁ、……私は………っ」
きゅうぅっ、と強めに乳首を摘まれて、霞んだ瞳で恨めしげな視線を向ける。
潤んだ瞳でみつめれば、愛おしげな眼差しで彼女を見下ろす瞳と視線がかち合った。
柔らかく解けた、甘くてにがい蜂蜜を纏った瞳。
その溺れる程に優しい双眸に魅入られたように視線を解けずにいると、
いつの間にかその指がシュミーズのリボンにふれる。
「違わないでしょう、………布越しでは物足りなくなってきたのですよね」
その指にみずからのそれを重ね外させようとするも、
逆にその指を絡め取られ、祈るように指と指を組み合わせるようにしてシーツに縫い止められてしまった。