• テキストサイズ

【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第9章 さよなら五条先生


 先生は呆れたように深いため息をひとつ、はぁーっとついた。
 
「千愛はそんなことしないよ。出来ないねきっと。体質的に複数の男と遊べない」

「……な、に?」

「だってさ、一緒に寝ても一緒にお風呂に入っても淫らな感じは全然なくって僕の方が性欲抑えんのに必死ないい子。人の本質ってそう簡単に変わんないでしょ」

「んだよ、その変な自信。おまえは千愛をなんも知らねーだろー」

 田丸はまるで私を自分の人形みたいにぎゅっと強く引き寄せた。

 手首を力任せに握られて、「痛っ」と思わず顔を歪める。




/ 681ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp