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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第9章 さよなら五条先生


「ねぇ、田丸くんは私の過去を知ってるんだよね? どんな家族だったかとか……」

「んあ? まあそりゃあ。なんで?」

「兄のことは知ってる?」

「それを知りたいってか」

「うん」

 ニヤリと田丸はほくそ笑んだ気がした。

「じゃ一杯付き合えよ。奢りは俺でいーよー。ひっさしぶりに女の子とデートしたかったとこ」

「それは夜?」

「そりゃそうだろ。酒飲んだ方が思い出すってこともあるだろー?」

「そういうもの? 記憶って」

「そぉそぉ」

「うん……わかった」


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