第51章 宇宙最大の宝
アイム「この鍵穴の形は…」
ハカセ「しかも錠前の数は34個…ってことは…!」
マーベラス「あぁ。こいつしかねぇよな」
34戦隊のレッドのレンジャーキー
みんなで順番に鍵を差し込んでいく
全てを差し終えると、鍵は光り鎖が消える
ルカ「これで……!」
ガイ「待ってください、ここにまだ……」
扉に1つの鍵穴が
ハカセ「えっ……レッドのレンジャーキーは全部差したよ?」
『あ……マーベラス、私の鍵』
マーベラス「あ?あぁ……」
マーベラスはポケットからの鍵を出して渡した
『もしかして…』
鍵を差し込み、開ける
ガチャンッ…
ナビィ「解除成功〜!」
扉がゆっくり開かれ、道が現れた
アイム「バスコが言ってたことは…この事だったのですね」
マーベラス「…行くぞ」
みんなは中に入り、前へ進んでいく
真っ暗な一本道を進んでいくと開けた場所が
ガイ「何じゃこりゃ……」
辺りを見回していると三角形の形をした物体が光りだした
「「「『…?』」」」
ルカ「あれが宇宙最大のお宝…?」
ハカセ「宇宙最大って割には……何かちっちゃいけど…」
マーベラスは光に触れた
すると輝きを増し、取れてマーベラスの手に
マーベラス「フッ……宇宙最大のお宝……俺たちのもんだ!」
みんなは笑い合った
《ようこそ地球の中心へ…》
三角形の物体は光り、語り始めた
ハカセ「お宝がしゃべった…!?」
《違う。私はこの星の意思。この宝を通じて話しかけている》
ガイ「この星の…意思…」
ルカ「ねぇ、そんなことより、このお宝、いくらぐらいの価値があるの?1兆ザギン?それともドーンと5000兆ザギンくらい!?」
《その価値を決めるのは…君たち自身だ》
ルカ「え…?」
「「「『え…?』」」」
《これに… 34のスーパー戦隊の大いなる力を宿せば…全宇宙を好きなように作り直せる》
ジョー「全宇宙を…好きなように作り直せる…!?」
ハカセ「何か……話が大き過ぎて…ピンとこないけど…」
ガイ「あっ、じゃああの、もしかして…ザンギャックのいない、平和な宇宙なんてのも…ありなんですか…?」
《ありだ。この宇宙に…ザンギャックがいなかったことにすればいい》