第47章 慌てん坊忍者
ルカ「本当なら見つけられないはずのカクレンジャーの大いなる力、あいつに貰えってことよ」
ニンジャマン「でも…どうしてお師匠様は封印を解いてくれなかったんだ…?10年経ったってのに…」
ガイ「たぶん…レジェンド大戦の影響じゃないですかね…?」
ニンジャマン「ん…?レジェンド大戦…?」
ガイ「あ、そっか…封印されてたから知らないんですよね…。数年前、全宇宙の支配を企み、宇宙帝国ザンギャックの大艦隊に地球が襲われたんです」
ニンジャマン「何…!?それでどうなったんだ!」
ガイ「はい!我らがスーパー戦隊の皆さんが立ち上がってくれたんです!でも…地球の平和と引き換えに、皆さんは戦士の力を失ってしまった…。それがレジェンド大戦です」
ニンジャマン「そんな大変なことがあったってのに……俺ときたら何も知らずに…っ…壺の中に…!バカバカバカバカ!俺のバカー!」
マーベラス「おいお前。封印を解いてやったんだ、カクレンジャーの大いなる力を…」
ハカセ「マーベラス!」
ハカセはマーベラスを止めた
マーベラス「何すんだ!」
ハカセ「いい加減学習しようよ!そういう態度で接するからしょっちゅう揉めてきたんだろ!」
ガイ「そうですよ!基本的に皆さん第一印象悪いですからね」
ジョー・ルカ「はぁ!?」
アイム「マーベラスさん、ここは穏便かつ、友好的に」
『うんうん、その方がいい』
ハカセ「大いなる力を手に入れるためだよ!」
マーベラス「………」
ルカ「そうねぇ……交渉の前に…好感度アップ大作戦と行きますか!」
―――ガレオン―――
ニンジャマン「おぉ〜!これ全部お前たちが作ったのか!」
7人はニンジャマンももてなす事にした
テーブルには日本食が並ぶ
ハカセ「口に合うといいんだけど…」
ルカ「じゃーん!」
『じゃーん』
振り袖を着たルカと
アイム「お二人とも素敵!」
ルカ「でしょ?お隣失礼しまーす♪」
『しまーす』
ルカ「ささ、お一つどーぞ♪」
ニンジャマン「いやぁ、こ、こりゃどーも…!」
『何から食べますか?』
ニンジャマン「あ、じゃあこれを…」
『はい』
ジョー「ニンジャマン殿、食後の茶菓子でございます。召し上がれ」
ニンジャマンの顔をした和菓子が置かれた