第47章 慌てん坊忍者
扉を開けてマーベラスとは中へ入った
マーベラス「何だこりゃ…」
『壺…?』
マーベラスは壺を手に取った
「おーーい!誰かいるのかー!」
マーベラス「あぁ!?」
『え……』
「ここから!出してくれーー!!」
『この中に…いるの…?』
みんなは集合
ハカセ「人が閉じ込められてる〜?壺の中に〜?」
マーベラス「おう」
『声がした。中から』
「出してくれーー!!早くーー!!」
アイム「これで割ればいいんじゃないですか?ん!」
壺に付いていたハンマーで壺を壊す
ボォン!!
「うわああ!助かった〜〜!ありがとう!お前たち!」
現れたのは青い忍者……?
ガイ「貴方様は…!もしや…」
「俺の名はニンジャマン!カクレンジャーと一緒に悪い妖怪と戦った仲間だ!」
ガイ「ああああああああ〜!やっぱり〜〜!」
ジョー「ニンジャか…!カクレンジャーか!」
ルカ「ねぇ、あんた何で壺の中なんかにいたの?」
ニンジャマン「よくぞ聞いてくれた!そう、あれは遡ること10年前。とある動物園から猛獣たちが逃げ出した!」
ニンジャマンは小さな寄席で紙芝居を開く
ニンジャマン「ライオンにトラ、ゾウにワニ。猛獣達は1人の女の子に狙いを定めた!きゃー!怖いよー!お父さん!お母さん!助けてー!」
『………』
ニンジャマン「このままでは、女の子が食べられてしまう!やめろ!このニンジャマンが相手だ!俺は猛獣達をちぎっては投げ、ちぎっては投げでやっつけた。これにて一件落着よ!と振り返ってみると、あれ、やりすぎた?」
どうやら猛獣たちを投げた場所にパトカーやトラックがあったらしく、地面は穴だらけ、木にはゴリラが乗っている
ニンジャマン「こらニンジャマン!正義のために熱くなり、周りが見えなくなるのがお前の悪い癖だ!壺の中で10年、反省するが良い!…というわけなんだ…」
ガイ「なかなか…激しいですね…」
ハカセ「で、その壺がここに収められてたってことか」
アイム「では…もしもあのままこの神社が消滅していたら…」
ジョー「あいつも壺ごと消滅していただろうな…」
ルカ「そっか…!タイムレンジャーが言ってたのはこれだ!」
「「「…?」」」