第44章 宇宙最強の男
ガイ「本当にドンさんだー!!」
ナビィ「エェー!」
ハカセ「え?何?どうしたの?」
ガイ「勇者…ドン・ドッコイヤー…」
ハカセ「え?」
ルカ「邪悪な竜にドン・ドッコイヤーはたった1人で立ち向かった……そして邪悪な竜を倒した瞬間、強烈な光に包まれて勇者ドン・ドッコイヤーはそのまま姿を消してしまった…」
ハカセ「それが僕の…過去…?」
アイム「過去…って…?」
ジョー「けどお前…ザンギャックに故郷の星を滅ぼされて移住したって…」
ハカセ「……ごめん…実は…昔の記憶がないなんて…言えなくて…」
アイム「記憶喪失だったんですか…?」
『ハカセも…記憶が…』
ナビィ「知ラナカッタァ…」
ガイ「いや、でも!これで思い出せたら凄いですよ!勇者パワーがドバーッと炸裂して、ドンさん1人でザンギャック倒しちゃうかも!」
ハカセ「それは……さすがに…」
アイム「左腕にある、星型の痣が勇者の証だが…果たして彼は今何処に…」
ルカ「左腕…?」
ナビィ「左腕〜」
ルカとガイは顔を見合わせ頷いた
そしてハカセの服を脱がす
ルカ・ガイ「!星型の痣!」
『おぉ〜…!』
マーベラス「前からあったか〜?そんなの」
ハカセ「あったよ。僕もずっと気になってたんだ」
ガイ「間違いないですよ!ドンさんは伝説の勇者、ドン・ドッコイヤーだったんです…!」
『ハカセすごい…!』
ナビィ「ハカセ、勇者!勇者、ハカセ〜!」
マーベラス・ジョー「ホントかぁ…?」
ハカセ「そう言われてみれば……なーんか記憶が…あぁ〜…出そうで出ない…。んん〜!悔しいなぁ…!」
アイム「どうしたら思い出せそうですか?」
ハカセ「……超美味しいもの…」
アイム「え…?」
ハカセ「今ふいに感じたんだ。もしかして…勇者の僕は美食家だったのかも!」
アイム「では…超美味しいものを召しあがれば、記憶が戻るかも!」
『おぉ〜…!』
ガイ「それじゃあ行きましょうか!超豪華レストランへ!」
ナビィ「イイネイイネェ!」