第41章 どうして?俺たち高校生
男性は大きく頷き「デジタル研究会」と書かれた部屋へ7人を連れて行った
「やっと俺たちんところに来たな、宇宙海賊。待ってたよ〜?俺がメガレンジャーのメガレッドだった伊達健太だ!」
ガイ「ハッハッハッ〜!お会い出来て光栄です〜!」
ハカセ「そっかぁ〜、母校で先生になってたんだね」
伊達「そ!」
ガイ「あ、そうだ、あのですね、よろしければここにサインを…!サインを頂いてもよろしですか…!」
アイムとは窓から外を眺めていた
ジョー「どうした」
アイム「いえ…私……家庭教師の方に教わっていたので…学校には行ってなくて…。だからすごく憧れていて…」
『私も……学校って知らない…。楽しそうだね』
ジョー「憧れるようなところか…?」
マーベラス「俺も学校なんて行ったことねぇが…憧れた事はねぇな」
ルカ「アタシも。勉強って苦手だし」
伊達「ところでお前らさ、大いなる力を取りに来たんだよな?」
マーベラス「おぉ。わかってんなら早くよこせ」
伊達「まぁそう焦るなって。メガレンジャーの大いなる力を手に入れるには1つ条件がある」
ルカ「条件…?」
伊達「そう!この学校の、生徒んなってもらいます!」
制服を渡され渋々着る7人
廊下を歩くと生徒たちが避けていく
ルカ「生徒になれって…意味分かんないんだけど」
アイム「私は楽しいです」
ガイ「俺もです」
『わくわく』
マーベラスの足が止まり、教室とは別の道へ歩き出す
ガイ「ちょっと…どこ行くんですか?教室あっちですよ?」
マーベラス「いいだろ別に。授業を受けろとは言われてねぇよ」
ルカ「じゃ、アタシもさっきの部屋で一眠りするかな〜」
ガイ「ちょっと…!」
ハカセ「ルカ!ジョーまで〜!」
ガイ「不良になれとも言われてませんよ〜!!」
ガイはマーベラスを、ハカセはルカを追いかけた
アイム「あらまぁ…」
『みんな行っちゃったね』
アイム「では…私たちも探検に行きましょう」
『うん』
校舎を歩き回り色々な場所を探検する
『……アイム、私あっち見てくる』
アイム「はい、お気をつけて」