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海賊戦隊ゴーカイジャー

第40章 夢を掴む力




ハカセ「結局全部自分のためじゃないか!」

「言っただろう、未来のための研究だ。そいつの血、細胞、涙までもが様々な病に効くことになるだろう!!そのためには手段を選んでいられないんだ……わからないか…?」

『……っ』

マーベラス「わからねぇな」

「まぁ……一般人にはわからんな。まぁいい、とにかくそいつを渡してくれ」

マーベラス「断る」

「何…?お前らは可能性を消すと言うのか…!?」

アイム「お引き取りください」

ハカセ「二度と来んな!」

ルカ「知らないわよ可能性なんて」

ジョー「失せろ」

ガイ「ちゃんは物じゃない!」

マーベラス「こいつは…金で買えるような奴じゃねぇ」

マーベラスはの頭を撫でた

『……っ…』

ポロポロと溢れる涙が地面に落ちていく

「その涙すらもったいないというのに……!貴様ら…!」


研究員は短剣を構え、マーベラスに向かって走り出す


キィン…!


「…!」

短剣は弾かれ、喉元にサーベルが向けられる

それぞれ全員サーベルと銃を構えていた

「ひっ…」

マーベラス「もうこいつに近づくな」

「……っ」

ルカ「研究だか何だか知らないけど……二度とアタシたちの前に現れないで!」

「くそっ…!」

研究員は慌てて走り去って行った


『はぁ……っ』

力が抜けて倒れそうなをマーベラスが抱きとめた

マーベラス「大丈夫か」

『うん……ありがとう……みんな…』

ジョー「当たり前だろ」

アイム「早く帰って手当てしましょう」


―――――


ガイ「はい、終わりましたよ」

『ありがとう、ガイ』

アイム「紅茶を入れました」

『ありがとう、アイム』

紅茶を一口飲んで息を吐いた

アイム「少し落ち着きましたか?」

『うん…』


ガイ「にしても……まさかここまでちゃんのこと追いかけてくるなんて…」

アイム「凄まじい執着心でしたね」

『………』

ルカ「ホント、気持ち悪い」

『……あの人は…研究のこととなると見境がない。被験者には何をしてもいいと思ってる』

ガイ「そんな…」

『クティス星の人たちはみんなそう。あの人は特に酷いってだけで…みんな…研究のためなら人の命なんてどうでもいいと思ってる』




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