第22章 迷いの森
マーベラス「ハカセ、その箱は何だ」
ハカセの手には絵本、もう片方に長方形の箱
ハカセ「ドーナッツ。ギンガマンへのお土産だよ。宇宙海賊だーっていきなり襲われないように。最初の印象が肝心だから…」
マーベラス「おっ」
箱を開けて見せるとマーベラスがドーナッツを1つ取る
ハカセ「あっ!食べちゃダメ!」
マーベラス「いいじゃねぇか、1つくらい。減るもんじゃねーし!」
ハカセ「減るから!」
マーベラスとハカセの追いかけっこが始まった
ルカ「あれ?」
『ルカ?』
ルカ「あの花…さっき見なかった?」
さっきも見た花が同じ場所に咲いている
アイム「まぁ…元の道に戻ってきてしまったのでしょうか…」
ジョー「おかしいな…」
ハカセ「待てーー!」
ジョー「ずっと真っ直ぐ歩いていたはずだが…」
走っていたマーベラスとハカセが後ろから現れた
マーベラス「ん?」
ハカセ「ん?」
みんなはを囲んで辺りを見回す
ガイ「もしかして…これがギンガの森の結界…?」
パリーン!!
「うおおおおっ…!」
空間がガラスのように割れて1人の男が飛び出してきた
「「「『!!』」」」
パリーン!!
バスコ「あぁもう、手間かけさせないでくれよ」
空間を裂いて現れたのは
マーベラス「バスコ!」
バスコ「あれ?マベちゃん奇遇だねぇ!こんなとこで会うなんて♪ちゃんも久しぶり〜!元気だった?」
『……っ』
マーベラスはの腕を掴んで後ろへ
ガイ「え、何……マーベラスさんたち、お知り合い?」
マーベラス「そんな呑気なもんじゃねぇよ。こいつは宇宙最大のお宝欲しさに、仲間を裏切ってザンギャックと手を組んだゴミ野郎だ」
ガイ「宇宙最大のお宝を欲しがってるってことは…」
ルカ「つまり、アタシたちゴーカイジャーの敵ってこと」
ガイ「敵…」
ハカセ「しかも、に酷いことまでしたんだ」
ガイ「酷いこと?」
アイム「たくさんの記憶を無理やり思い出させたんです」
ガイ「記憶を…」
「ゴーカイジャー…?そうか……君たちが…」
ガイ「!!…ヒュウガさん…!?」
ジョー「ヒュウガ…?誰だ」
ガイ「黒騎士ヒュウガさんですよ!ギンガマンと一緒に地球を守った、すっごい人ですよぉ〜!」