第22章 迷いの森
ガイはヒュウガに駆け寄り手を握った
ガイ「あの!始めまして!俺、伊狩鎧です!あの、この間ゴーカイシルバーとして戦隊デビューしましたぁ〜!よかったらですね、これにサインを…!」
ハカセ「今そんなこと頼んでる場合じゃないだろ!!」
マーベラス「どうしてここが分かったのかは知らねぇが、俺たちより先に大いなる力を集めようって腹か」
バスコ「ピンポーン!他にも手はあるって言ったっしょ!悪いけど、邪魔…しないでくれる?」
バスコの手には3つのレンジャーキー
「「「『…!』」」」
ガイ「あれは…!」
ジョー「まだレンジャーキーを持っていたのか…!」
〜♪〜♪〜♪〜
バスコはラッパを吹き、レンジャーキーを実体化させる
ガイ「うっそ〜!そんなこと出来るの!?」
ルカ「倒せばレンジャーキーに逆戻り。土産に持って帰るわよ」
アイム「ガイさん、ヒュウガさんとさんを連れて逃げてください」
ガイ「わかりました!」
ガイとはヒュウガを支え、その場から逃げた
ヒュウガ「あぁ…っ」
しばらく歩き、森から離れた場所まで来た
『ガイ、そこの岩場に座らせて。治すから』
ガイ「は、はい!」
手からは血が流れ、腹部からの出血も見える
『重症…』
は幹部に手を当て、治療を始める
ヒュウガ「世話をかけてすまない…」
ガイ「とんでもない、お役に立てて光栄です」
『バスコのせい。あなたのせいじゃない』
ガイ「俺、ヒュウガさんたちスーパー戦隊の皆さんに憧れてて…小さい頃からこの星を、宇宙全体を守るヒーローになるのが夢だったんです」
ヒュウガ「それで、ゴーカイシルバーに…」
ガイ「はい!これもらって変身できるようになりました!」
セルラーを出して見せた
ガイ「まぁでも……ヒュウガさんたちに比べたら、俺なんか全然敵わないっていうか……まだまだひよっこです、はい」
ヒュウガ「………」
ガイ「おれ、もっとヒュウガさんたちの戦うとこ見たかったです!」
ヒュウガ「じゃあ……それ俺にくれよ」
『!』
ガイ「え…?」
ヒュウガ「……俺がゴーカイシルバーに変身する」
ガイ「………!」