第13章 ❤︎ 岩泉先生の彼女と及川先生
「こんな恰好やだ…っ」
「……触らなくても分かるくらいに濡らしてるのに?折角だからさ、岩ちゃんにも見てもらおうよ」
「…や、…先生。…嫌です、無理だから…っ」
「大丈夫。岩ちゃんならすぐにいちかの虜になるから」
「そんな…っ」
「でもその前に、ちゃんと準備しとこうね」
妖美に微笑む先生に、もう逆らうことはできないのだと私はその時に静かに悟る。だけど恐怖以上に快楽を求める情欲が私の心を満たしていった。
先生はまた机の引き出しから何かを取り出す。身動きが取れずよくは分からなかったけど、それが自分の身に与えられるものだということははっきりしていた。
「いちかがもっと可愛くおねだりできるようになるまでこれで準備しようか?」
取り出したバイブは低音を響かせてくねくねと動いている。先生がすっと割れ目をなぞるだけで、艶めかしく動く指の感覚に全身が逆立った。
「これだけ濡れてたら慣らす必要もないかもね…」
一瞬ひんやりとしたかと思えば、まだ解されていないところにゆっくりと異物が押し込まれていく。
「……や、…っ、ぁ………んんっ」
スイッチが入れられ振動とともに今まで感じたことのない快感が電流のように走る。ゆっくりと掻きます様に、時には激しくピストンを繰り返す。
「んあ…っ、せん、せ…。あんっ…、ああっ」
感じるポイントを知っているかのように執拗にそこばかりを攻められる。息も出来ないくらいの強い快感に徐々に絶頂へと体が向かっていく。
「も、イッちゃう…」
何も考えられなくなった時、一気にバイブは引き抜かれた。そして…。
「まだ、イカせないから…」