第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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「あ〜あぁ……二度寝すんのも何だしなぁ……大野さん、これからギャラリー行くの?」
「んーん、空ちゃんが心配だから帰る」(←笑)
「ふぅん…じゃあ、俺も空の顔見に大野さんち行こうかなぁ」
「えっ、ほんと!?///」
僕は、ニノがうちに来てくれると聞いて、ニノの手をんぎゅっと握った
「ありがとニノ〜!
僕、実は空ちゃんのお世話すんのが一人じゃちょっと心細かったの〜っ!!///」
僕がそう言うと、ニノは嬉しそうにニヤリと笑った
「マジですかぁ?
んじゃあ、特別に今日は櫻井さん帰ってくるまで居あげましょう♡」(←て言うか、もしかして初めからそのつもりだったんじゃ…)
「え?でも、ニノお店は?」(←だよねー)
「大丈夫大丈夫♪
どうせ早い時間なんて小ウルサイ大学生(←笑)くらいしか来ないんですから
ちょっとくらい遅れて行っても平気っすよ♪♪」(←超楽しそうっすな)
「けど…」(←けど、あーばちゃんに悪いなぁとか思っている)
「良いから良いから♪
すぐに支度しますからちょっと待ってて下さいね〜♪♪」(←やっぱ超楽しそうだな)
「え…(汗)」
ニノは何故だか妙に楽しそうにそう言うと
出掛ける支度のために寝室へ入って行った
と
寝室から話し声が聞こえて来た
「おい、雅紀
俺今日も大野さんち寄ってくから
店遅れっからよろしくな」
「ほあ〜?」(←完全に寝ぼけている(笑))
「ほぁあじゃねぇよ
大野さんち行くっつってんの」
「ほえ…イクの?…まだ、突っ込んでないのに…?」(←笑)
「………もう良いわ
起きた頃にメールすっから、寝とれ。」(←状況を説明するのを諦めた)
「あへ〜い」(←返事が変(笑))
「………(汗)」
なんか、やっぱりあーばちゃんに悪いなぁって思ったものの
結局、上機嫌で準備を整えたニノと一緒に
僕は、空ちゃんが待つ自宅へと戻った
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