第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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「しょ、翔くんちょっと待って///」(←寝室に連れ込まれて焦る奥様)
「ダメ待てないっ!!///」(←ベッドに奥様を押し倒す撫で旦那)
「Σきゃあっ////」
「わんわんわおーーんッ!!あおぉおーんッ!!!」(←ママの悲鳴に更にヒートアップする空たん)
リビングから響き渡る空の遠吠え
何時もの甘い雰囲気とは程遠い殺伐とした空気の中で、俺はそれでもメゲずに智くんの服を引っ剥がしにかかった
「ぃやだ翔くんってばちょっと待ってよぅ〜っ!!////」(←吠えまくる空たんが心配でエッチどころではない奥様)
「ダメだよここで屈してはヤツにナメられるっ!!」(←何とか奥様の服を全部剥いで自分も真っ裸になる撫で旦那)
「ナメられるって…Σああんっ////」(←言ってるソバから旦那にアソコを舐められた(笑))
「わおぉーーんッ!!わぉわぉおーーーんッ!!!」(←全力で遠吠え)
「ま、負けるもんかっ!!」(←て言うか鳴き声がうるさ過ぎてイマイチ集中出来ないらしい(笑))
「もぅ、いやぁん////」(←どうすりゃ良いんだか解んなくなって半泣き状態の奥様)
「ぅわおわぉおおーーーーーんッ!!!!!」(←声枯れちゃいますよ)
…こうして
空の遠吠えをBGMにムリクリ愛妻と合体をした訳だったのだが
孤軍奮闘の果てにふと気付くと
智くんは気疲れしてしまったのか、何時の間にかに寝てしまっており
空も、流石に鳴き疲れたのか静かになっていた
「…………なんか、すんげー疲れたわ(汗)」
俺は、すっかり夢の中の愛妻の体をキレイにしてあげながら
初日のドタバタ加減に先が思いやられまくって
一人、大きなため息をついた
「………はぁあ〜〜………俺、ファイト(泣)」
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