第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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「…空ちゃん、しー、だよ///」
「わぅん?」
「うふふ…ここからはね、パパとママが仲良くする時間なの///」
「智くんっ////」(←何やら素敵な予感に鼻息が荒くなる撫でぃ)
「きゃうんっ」
クスクスと可愛く笑う智くんに抱き上げられて、空がちょっと情けない声をあげる
智くんそんな空を見て笑いながら、ニノが設置して行ったゲージの中に空を入れた
「はい、ここが空のベッドだよ
新しいお家に来て疲れたでしょう?だからもうネンネしてね?」
「くぅ〜…きゃうん…きゅうん///」(←めっちゃ上目遣いして鳴いている)
「ごめんね空ちゃん、寂しいのは解るけど…ここで、お利口でネンネして?////」(←めっちゃ揺らいでるけどめっちゃ我慢(笑))
智くんは寂しそうにそう言うと、空の頭を優しく撫でた
「じゃあ、おやすみ空ちゃん///」
そう言って智くんが立ち上がり、俺の方へ向かって歩き出すと
空が、狂った様に吠え始めた
「わんわんわんわんッ!!!」
「Σど、どーしたの空ちゃん!!////」(←焦って戻ろうとするさとち)
「Σダメだよ智くんっ!これはヤツの作戦だっ!!」(←そのさとちの腕を掴んで引き止める撫でぃ)
「わんわんわんわんわんッ!!!」(←更に吠えまくる空たん)
「で、でもこのままじゃご近所迷惑になっちゃうしっ///」(←近所付き合いも主婦の務めっすからねぇ)
「大丈夫だよその内諦めるか疲れて止めるからっ!!」(←既に戦闘態勢が整ってしまっているので引くわけには行かないらしい)
「わんわんわんわんわんわんわんッ!!!!」(←て言うか、放っといたらその内泡吹くんじゃないっすか?)
それから俺は
狂った様に吠えまくる空に若干ビビりながらも、空のところへ戻ろうとする智くんの腕を引っ張り寝室へ連れ込んだ
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