第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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(困ったなぁ、空ちゃんてば翔くんみたいにヤキモチ妬きで…)←翔くんみたいにて(笑)
そんな事を思いながら、仲良くじゃれている二人を見る
※さとちにはそう見えてるだけで、実際はしょーたんが空ちゃんにマジ噛みされて悶えております(笑)
(でも…)
「痛い痛い離せってこのっ!!(泣)」(←噛み付いた空ちゃんを必死に振りほどこうとしている撫でぃ)
「かふかふかふっ!!」(←振りほどかれまいと食い付いた腕をガジガジしている空ちゃん)
「………」
(…二人とも可愛いなぁ♡)←そうでなく。
可愛くじゃれる二人を(←だからじゃれてはいませんが)可愛いなぁなんて思いながら、呑気に眺めていたら
何だか笑いが込み上げて来た
「……んふふ///」(←で、つい声を出して笑っちゃった的な)
「智くぅ〜んっ!
笑ってないで助けてっばぁ〜っ!!(泣)」
「ふふふ、ごめんごめん(笑)」
泣きながら助けを求める翔くんに応えて、仕方なく(←仕方なくて)笑いながら空ちゃんを抱き上げて翔くんから引き離すと
空ちゃんが僕の顔を見上げて可愛くくぅくぅと鼻を鳴らし、僕の口の辺りをペロペロと舐めた
「んふふふ、なぁに空ちゃんてば擽ったいよ♡///」
「Σきゃーっ!!
だからそれは止めんかっ!!!///」(←速攻で我が嫁の唇を奪う(笑)空ちゃんを退かそうと手を伸ばす撫でぃ)
「わんっ!!(怒)」(←その手に噛みつく空ちゃん)
「痛いっつってんだろこのアホ犬ッ!!(怒)」(←再三に渡って手に噛み付かれてちよっとキレた)
「翔くんッ!!///」
僕は慌てて空ちゃんを背中に隠すと
振り上げられた翔くんの手を掴んだ
「ダメだよ翔くん!空ちゃんを打ったりなんかしないで!!///」
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