第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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今日
僕がボソッと犬がほしいって呟いたのがきっかけで
我が家に、可愛いトイプードルの仔犬がやってきた
僕の呟きを聞き逃さなかったニノが連れて来てくれたその仔犬は
とっても可愛くて
ちっちゃくて、ふわふわで、あったかくて…
兎に角、とっても可愛かった
一目でその子を気に入った僕は、翔くんにすぐさま飼いたいって言ったんだけど
翔くんは、あまり乗り気ではなかった(←あまりではなく全く乗り気ではなかったです)
翔くんは
…僕もだけど
ペットを飼った経験がなかったから
だから、生き物を飼う事に慎重になっていたって言うのが主な理由みたいだった(←そっちは後付けで主な理由はヤキモチです)
でも
結局僕のワガママを聞いてくれて
その上素敵な名前まで付けてくれたのだ(←そこはちゃんと翔くんが名付け親って認識なのね(笑))
(…あ〜、空ちゃん可愛いなぁ♡
どんだけ見てても飽きないもん…ずっと見てられる気がする///)
「…………はぁ、かわぃ♡///」
僕は、ニノが帰った後
はしゃぎ疲れて僕の膝の上で眠ってしまった、可愛い僕らの新しい家族の寝顔を眺めて
甘いため息をついた
「はぁあ〜♡…………ん?」
と
何だか後方から痛い様な視線を感じて振り向くと…
「……………ざどじぐん゙ど、ゔわ゙ぎぼど(泣)」
※智くんの浮気者と言っております。
「…………(汗)」
翔くんが、目に涙を目一杯浮かべながら、恨めしそうに僕と空ちゃんの事を見ていた(汗)
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