第6章 海軍と人さらい
どんっとルフィは言い切った
「ルフィ馬鹿っ!!; 知り合いでしかも俺達はさらっちまった事になってるんだぞ!!? 返した方がいいだろ!!?;」
「…どうして?」
「あいつはもう俺の仲間だからだ!」
ニッとルフィは笑った
「…そんなの…認めない…」
グッとメーハクは掴んでいる鎌に力を込めた
「海賊は所詮奪うだけッ…!! 当たり前のように奪うだけッ…!! 返して…! 赤月の闇を返せッ…!! メーハクは赤月の闇が居ないとダメなのッ…!!!!」
「なら、お前も仲間になるか?」
きょとんっとした表情でさらっと言ったルフィにメーハクは驚く
「お前に何があったのかは俺は知らねぇ。 だけど、海賊っつうのは別に悪い奴等ばっかりじゃないんだぞ?」
【俺達はいい仲間だ! …そうだろ? メーハク】
「嘘だッ!! 海賊はやっぱり嘘つきなんだァッ…!!!!」
メーハクは鎌でルフィに斬りかかろうとしたら
「動くな!!!!」