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桜月夜の、鎖

第6章 自覚





「れんっれんだめ…………っ、とま、止まってぇ」

1度突き上げられれば。
自重でさらに奥へと挿りこむ。
圧迫感にチカチカと頭で火花を散らせば。
蓮が勢いよく抜けていく度にいいところを擦り上げ、さらに切なさに奥が締まる。
狭くなった奥を、蓮が強引にこじ開けるから。
ずっと気持ちいいのが引いてくれない。
ずっと。
頭の中、火花が舞う。


「はぷ…ぅ、ぅあ、っぁ、んんぅ—————ッッ!!」




舌が痺れて。
蓮のキスに応えられない。
ちゅくちゅく、て、口の中吸われる度に。
飲みきれない唾液が溢れてく。




「—————っ」




ドクン。
ドクン。
ドクン。


て。
なかで、蓮が脈打う鼓動をしっかりと感じながら。
耳元で聞こえる蓮の吐息に頭溶けそうになる。
「れん」
口を開けて。
蓮の後頭部へと回した手。
そのまま蓮の唇へと噛み付いた。




「…………悪ぃ、桜月」




キスが終わると。
力の抜けた身体は蓮へと項垂れるように倒れ込む。



「…………あし」
「?」
「いたくない…………?」



「…………ああ」



真っ黒い綺麗な瞳が大きく揺れて。
すぐに笑顔へと変わる。
頭を撫でてくれる手のひらが心地良くて。




目を閉じた。








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