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【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)

第24章 カレシとカノジョ


「ん~? 私とグレイスの中で、前段階の行為のイメージが違うのかな~?」

そう言われて、どんなことをしているのか具体的に質問された。
は、恥ずかしい…!!これ何ていう苦行!?

イグニスには指や舌を使って愛撫されていること、最終的には私がイったら終わりになること、イグニスはいつも服を着たままで、イグニスのアレに触れたのは最初の一回、服越しの僅かな時間だけ、ということを伝えると、相槌を打つヴァニラの声のトーンが段々と低くなってきた。

「え…その反応怖いんだけど…これ、何かマズいの…?」

「いや…う~ん…イグニスが良いなら別にマズくはない、けど…
イグニスは結構辛いんじゃないかなぁ…?」

「イグニスが辛い!? そうなの!? ごめん、私、こういうの本当に全然知らなくて…何でイグニスが辛いのか教えて…?」

いつもされることに応えるのに精一杯で、全然わからなかった。


「あ、うんグレイスが知らないのは言われてみればそうだよね。
大丈夫大丈夫、イグニスもそれわかっててしてるんだし。

えーっと、男の人が興奮するとアレが硬くなるっていうのはイグニスから聞いたんだよね? そういう時って、すごくムラムラしてる時なの」

「ムラムラ?」

「そう。ずーっとその状態でいるのって、ずっとお預けさせられてる感じで辛かったりするの。
で、どうしたらそのムラムラした感じがスッキリ出来るかって言ったら、女の人と一緒だよ、イけば良いの」

「イけば…。ねぇヴァニラ、男の人はどうすればイけるの…?」

「うーん、それも教えても良いんだけど…イグニスが嫌がりそうなんだよね~『オレのグレイスに余計なことを教えるな』って。
あれは絶対自分で教え込みたい独占欲強めの男の顔だよ、うん。グレイスが無菌状態なら尚更」

「えっ何それ、そんなこと言わずに教えてよ」

「私もイグニスに怒られたくないんだも~ん。

…あっ! そうだ! グレイスがイグニスにされたことを、そのままイグニスにしてあげれば良いよ! 絶対イグニス喜ぶし、私も変なテクニック入れ知恵するなって言われなくてすむし、めいあ~ん!」

「されたことを…? そうしたらイグニス辛くなくなる?」

「うん! バッチリ!」

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