【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第24章 カレシとカノジョ
お茶を飲みながら今日の戦利品をお互い見せ合いながら会話に花を咲かせていると、突然ヴァニラが興味津々という顔でこんなことを聞いてきた。
「ところでぇ…グレイス達はどこまで進んだのかな~?」
「えっ、ど、どこまでって…?」
「ふふふ、隠そうとしてもムダだよ~?
グレイス、下着買う時に前は自分の好みだけで選んでたけど、今日は『どっちが似合うと思う…?』って女の子の顔して聞いてきてたもん。
それ見て、『あ、これは絶対イグニスと進展あったなー』ってわかっちゃたんだ~。
で? どうなの? もう最後までシたの?」
「ぶっ…!? げほげほっ…! あ、いや、最後まではしてない、けど…」
どこまでってそういうことね…相変わらずこの分野の自分の鈍さに嫌になる。
「ふんふん、してない、けど…?」
「あの、その…前段階の行為までは…何回か、したよ…」
「そうなんだ~! そっかそっか、好きな人となら、最後までシなくても、いちゃいちゃしてるだけでもいいもんね~」
うわぁ…何かこういう話するのってすごく恥ずかしい…!
でもヴァニラも同じ感覚って聞けたのは良かったかも。そうだよね、イグニスも愛情を伝える行為だって言ってくれてたし。
「ちなみに、イグニスのアレってどうだった? やっぱ大きかった?」
「ん? アレって何?」
「えー! やだなぁ言わせないでよ、おちんちんのことだよ~」
「はぁ!? ヴァニラ、な、何言って…! そ、そんなのまだ知らないに決まってるじゃん!!」
「えっ…?」
何ていう質問をしてくるのかという驚きのあまり語気を強くしてそう断言すれば、ヴァニラにポカンとした表情で見返された。えっ、何で?
「…うん? 何か私変なこと言った?」