• テキストサイズ

【剣盾】君を待つ

第8章 ジム巡り②



「め、メロンさん?」

自分に微笑んで見てくるメロンに、は緊張しつつも声をかけた。

「…で、いつくるの、私のジム?」

「へ?」

「待ってたんだよ、あんたが来るの。でも全然来てくれないから、迎えに来ちゃった」

(迎えに来ちゃったって…メロンさん可愛すぎか///)

「今日も足湯して帰るんでしょ?じゃあこのまま行かない?私のジムへ」

「このままって…(あ、目がマジだメロンさん…)」

ヒクッと頬が引き攣っただが、「ダメ?」と計算なのかそれとも自然なのか、首を傾げて聞いてくるメロンの可愛さにはキュンとした。
そして「ダメじゃないです」と気が付けばそう口にしていて、メロンは嬉しそうに笑った。

(メロンさんにおねだりされて断れる人類はいない!メロンさんのダメ?可愛すぎるぅぅう///)


は一度ポケモンセンターに一度戻り、用意をしてスタジアムに向かうことをメロンに伝えると、「待ってるわね」とウィンクを飛ばされて失神しかけとかそうでないとか。


・・・



メロンは自分のスタジアムに戻ると、この後チャレンジャーが来ることをジムトレーナーたちに伝えた。みんな「ついに来たか」と口々にこぼし、緊張が流れた。

(ちょっと強引だったけど、素直そうな子でよかった。でも、私のジムミッションは簡単じゃない。うまくクリアして私のところまで来てくれるかしら?)


フフフと、メロンは笑うと、自分の控室に向かった。
しばらくすると、ジムチャレンジャーが来たと連絡があり、メロンはワクワクした。久しぶりに手応えのありそうなチャレンジャーが来て、気持ちが抑えられなかった。

/ 449ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp