
第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ

「そうですね…その時は、
あっちの…別のエリアに
キッチンカーを集めても良いですね」
「その日だけ、園内の
レストランをモーニング営業させる
店を増やして対応するか…かなぁ。
でも…、朝の時間だから、
体操だけして帰ったお客さんも
その帰りの道中の市内の喫茶店で、
モーニングしてくれて嬉しいけどね。
ネモフィラパークだけじゃない、
他の場所にも効果が伝搬するイベント企画。
流石、杏寿郎君と…今日の段階では
言わせて貰って置こうかな?
明日の花火大会も期待してるよ?」
成瀬さんは別件で
中条市に来てただけの様で
朝活イベントの初日の様子を
見に来ただけの様で
帰りたい時は…ここに連絡してと
ある連絡先を渡して来て
「俺が、3人を送るんで…大丈夫ですよ。
もう、イベントも…殆ど終わってるし。
まだ、こんな時間だしな…。今は
キッチンカーでモーニングしてる人ばかりだし。
この感じだと、別の場所に
モーニングに行った方が良さそうだしな」
ずらっとキッチンカーの前に
出来ている行列を見て杏寿郎が言って
「ああ。だったらさ、
俺、良い所知ってるぅ~。
俺達の友達の、母ちゃんが
やってる喫茶店なんだけど。
普通に住宅街の中にあって、
国道沿いとかじゃないから、きっと
地元の人しか知らないし行かないから」
会場で朝食を摂るのを
諦めた人が市内の喫茶店に
流れてるとは聞いてるので
確かに慎司が言う店に
素直に行くのが良さそうだとなって
そこの知る人ぞ知る喫茶店で
トーストとサラダとゆで卵の
定番のモーニングを頂いて
杏寿郎が家まで送り届けてくれた
「じゃあ、俺は…今日のイベントの
反省会とか、ちょっとした打ち上げとか
明日のイベント用意とかあるから、
昼は戻れないが、夜にな?」
「うん、分かった」
「また、連絡できそうな時に連絡する」
「俺も慎司も居ますから、
みくり姉の事は俺達に任せて
煉獄さんは安心して、仕事に戻って下さい」
そう辰巳が言ってくれたので
あっさりと杏寿郎が
会場に戻ってくれて安心したのだが
また…昨日の夜みたいに…ごねられたら大変だ
昨日の夜…で思い出した…
あの…ベッドのシーツ…洗濯しないと
とは言っても…まだ9時過ぎなので
今からシーツを洗濯しても
その辺の干しても全然乾くし
コインランドリーに持って行っても良いし
