
第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ

「まぁ、それは良いとして、
一緒に行くでしょ?朝活イベント。
中条市は自治体がメインで、
夏休みの初日は各地区で、
ラジオ体操の会をしてるけど。
今回はそれを一括にしたからね…
各小学校から集まってるよ?
だから小学生が一同に集まって、
その保護者と、スポーツ地域振興会の
メンバ―と、市の職員も集まってるしね」
乗ってと促されて
3人で乗り込んで
シートベルトを締めると
家を出発して
ネモフィラパークを目指す
「あの、成瀬さん。
ネモフィラパークまで市内でも
距離がある地域とかは…」
イベントは市内だけが
対象じゃないので
駐車場が大きいし
臨時の駐車場も解放してるらしいけど
有名なユーチューバーとか
Vチューバー
有名なティックトッカーも
ラジオ体操のイベントに参加する日もあるから
それ目当ての人が市外や
県外からも来そうな気がするし
「駐車場は、大分…整備してるんだよ?
ああ、市内の人はね、
ネモフィラパーク前のバス停があるからね
臨時の市バスと、スクールバスで集めてるよ
帰りもちゃんと市内の地区まで送迎付きさ。
コロナの間は夏休みの、ラジオ体操
その物もして無い地域もあったしね…」
「なぁ、成瀬さん。
有名な人の日は、やっぱり
前乗りとかする人いんの?」
「いい質問だね、慎司君。
慎司君の言う通りだよ?
朝が早いから、始発でも間に合わないからね。
だから、お目当ての推しの日には
前乗りが必要になって来るからね。
杏寿郎君はいいイベントを
考えてくれたと思うよ?
まだお店がオープンしない時間に、
人をしに集められるイベントを
夏休みに合わせて計画してくれたからね。
明日の花火大会もあるし、連泊利用も多いよ?」
そう言ってる成瀬さんはニコニコなので
今年の夏は…コロナの規制もないし
かなり…ホテルとかグランピングとか
予約が綺麗に埋まってるんだろうな
「今日は初日だよね?
やっぱり…ピカキンさんとか?」
「朝活カレンダーに載ってるじゃん…。
そうそう、ピカキンとセリキンの
兄弟だから、人来てると思うよ~?」
「有名な。ユーチューバーは
大体、出る感じだけどね」
そんな話をしてる間に
車は公園の前に付いて
普通に公園事務所の中に入って行く
成瀬の後をついて行くと
裏側のルートから最短で
朝活イベントのステージ袖に着いた
