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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



中条市…についての話を
ひとしきりしてシーンと
テントの中が静まり返ると

「あの…、前々から…
みくりちゃんに…お聞きしたい事が
あったのですが…、その…、
煉獄さんとの…出会いと言いますか
その…お付き合いを始める
きっかけは何だったんですか?」

月城の方から…
恋バナを振られるなんて
意外過ぎる程に意外だった

「それは…、話したら
教えて貰える感じなの?雅ちゃん」

みくりがテントの天井を
見上げて 回っている
吊り下げ式の扇風機を
ぼんやりと眺める

「杏寿郎と…出会うのは
大学に入ってすぐ出会ってたんだけどね。
大学に入学して、一番最初の
バーベキューでさ。私は
自分の専攻には同じ高校の子居なくて
お友達…作れたらなって言うのもあって
同じ専攻の子に、声かけて貰ったのも
あってね、参加する事にしたんだけど…
その時にね、一緒にバーベキューの
ホタテをね…ひたすら捌いてたんだけどさ」

「大人数のホタテを捌くのは大変なのでは…」

「いや、そうでもないんだけどね
ホタテヘラあったからさ。
その時にね、一緒に
下拵えしてた子と仲良くなってね。
その子が杏寿郎の事が
ずっと中学から好きだったらしくて
大学も杏寿郎を追いかけて
うちの大学に頑張って入ったって…」

「みくりちゃんはその時は…」

寝袋に横になって居た
月城が上半身を起こして来て

「私は…その…、高校の時から
付き合ってた…彼がね…居たんだけど。
あっちは実家の酒蔵を継ぐってなってて
私は進学するし、もし…もっと
勉強したくなったら、そのまま
大学院行こうかなって思ってたから…」

その時の彼とは別れたのだが
彼の方が遠距離でも続けたいと言って来て
大学で遠距離と言っても同じ県内の
ご近所遠距離だったのだけども

離れている間に…
別の女に…彼を取られた…と言うのが
私とその高校時代の彼事
渡辺健太郎との…あれこれを
簡単に纏めるとそんな感じなのだが

「その、バーベキューで
仲良くなった子と杏寿郎とがね
上手く行く様に、応援するって
そんな感じの話だったんだよ最初は。
多分だけど、杏寿郎にはその頃
付き合ってた子居た感じだったけど」

「そうだったのですか…」

「んで…付き合ってた彼と
忙しくてGWに会えなかったから、
6月に地元に内緒で帰ったんだけどさ~」

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