• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



その頃…キッチンのカウンターの
カウンターチェアに
月城と錆兎が並んで座りながら

夕食のバーベキューの残り…
と言っても主に刺身の盛り合わせの残りで

伊勢海老の出汁を取っている間に
ささっとみくりが用意した
贅沢な…宅飲みのおつまみ達で…
ふたりのご好意もあって…
一足先に…ふたりだけで…飲んでたのだが

「何だか…、あっちは…楽しそうですね…」

「大人二人で風呂入って、
何をあんなに…はしゃぐ事があるんだ?」

そう言いながら
ワイングラスの中の
白ワインに錆兎が口を付けると

ぐいっと…その中身を飲み干して

「錆兎…どうぞ…お代わりを」

錆兎のグラスが空になった所に
月城が新しいワインを注いで来て

「何かお礼を…あの2人にはしないとな…、
今日は…あれこれと…世話なったしな。
今日の為に…、色々と…時間とか
手間かけて…考えて用意してくれたんだろうしな」

「そうですね…、お礼とは
お二人は仰ってましたが…、
少々…お支払いが…過剰過ぎますし…。
何か…改めて…、お礼をしたいですね」

そう言いながらトンと…
錆兎の肩の辺りに
月城がもたれ掛りながら

コク…っとグラスの中のワインを
一口…飲み込むと

「みくりちゃんは…、
お料理の手際が…良いのですね…。
お料理教室…に…、通おうかと…
ちょっと…考えているのですが…。
その…、花嫁修業…と言う程でもないですが、
出来ないよりは…ちょっとは…
出来た方が…良いかと思うのですが…」

「料理教室も良いが、
ちょっとずつ、俺と一緒に…
しながら憶えるのも…いいんじゃないかって。
俺はそんな風に…も、思うけどな…」

「……ッ!?…錆兎ッ、
そっ、それ…って、もしかして…なのですが」

錆兎のその言葉に
月城は驚いた様な顔をしながら
自分の口を押えつつ
うんうんと首を何度も縦に振って居て

「…まぁ…慌てる話でも…ないんだが。
そろそろ、俺と雅も一緒に暮らしても…
良い頃かなって…そう
思ってるんだが…どうだ?」



風呂から上がってリビングに戻ると
キッチンのカウンターの所で
月城と錆兎が見つめあって居て

奥さんが声を2人にお風呂から
上がったと伝えようとしていたのだが

一瞬で奥さんの口を塞いで
奥さんを抱き上げて
そのまま部屋の外まで
呼吸を使って距離を離して移動する
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp