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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「ほら、それ…貸せ。俺がする」

「えっ!?…あ、…う…んッ、
あ、…ありがとう…ございま…す」

みくりが持っていたのは
掛け布団と枕だけなので
敷布団に比べたら全然軽い重量しかないが

さっと…手の上から
錆兎に持って行かれてしまって

ぼんやりとしながら
布団を運んで行った錆兎の
後ろ姿をみくりが眺めていると

ガラガラと庭に続くガラス戸が開いて
テントの設営と中の準備が出来たらしく
杏寿郎がこっちのリビングの方へ戻って来て

「庭のテントの設営も出来たぞ?
ちゃんと虫除けも置いてあるし、
ランタンも設置して置いたからな…」

「すいません…、煉獄さん。
私が我が儘を言ってしまいまして…。
みくりちゃんと、一緒に
寝たいと言ったばっかりに…」

「っと…、2人が外じゃなくて、中で
布団で寝て、俺がテントでも良かったんだぞ?」

「いえ、良いんです錆兎。
私…キャンプも…した事が無いので。
テントで寝た事…無いから…。
それに…テントなんて、
何だか…秘密基地…みたいで…
ワクワクしちゃいます。
みくりちゃん、ふたりで
テントで…女子会しちゃいましょう…」

そう言って月城が嬉しそうに
うふふと笑っていて
それにつられる様にして
みくりもへへへと笑っていたので

2人はテントでふたりだけの
秘密の女子会をして貰う方が…
こっちも気を遣わずに済みそうだな

♪~♬~お風呂が沸きました~♬~♪

お湯張りが出来たと
給湯器が音楽と共にお知らせして来て

「お湯張りも…出来たみたいだしな…、
先に2人は入って来てくれ、
上がったら、交代して入ればいいしな」

そう杏寿郎が言って
私は別に何も違和感は感じなかったんだけど

「えっ?」

「ええっ!!?」

杏寿郎にそう言われた月城と
錆兎の方が酷く驚いた様子をしていて

「ん?どうしたんだ?
風呂…先に入らないのか?
流石にお客さんに後に入らせる訳には…
なぁ、そうだろう?みくり」

「そうだよ、先に2人で入って来て。
私と杏寿郎は、その後に入るし…」

「いや…その感じだから…、
そうなんだろうが…。
その…お前の所の夫婦は…、
その、あれだ、一緒に…毎日。
その…入って…んのか?風呂…に」

その錆兎の問いに対して
杏寿郎とみくりが顔を見合わせると

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