
第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ

あっちも何やら…
気まずい空気を漂わせていたので
杏寿郎はキスしてたのが
2人にバレたのかと思ったが
俺の発想と彼の発想は似てるから
後ろの座席でふたりも
いい感じになってたのかもな…
この場所からは
家までは車で12~3分程で着くから
帰ったら庭にテントを立てるので
ハンモックでも和室の布団でも
リビングのソファをベッドにしてでも
好きな場所で寝てくれていいと伝えると
「あの…、奥さんと、今夜は。
その…、一緒に…寝させて頂いても…
構いません…か?煉獄さん」
そう…自分の口元を押さえながら
そう恥ずかしそうにしながら
月城が杏寿郎に許可を求めて来て
「うん、じゃあ一緒に…
庭のテントで寝ようよ~。
マット新しいの買ってくれたから
凄い寝心地良いんだよ~テント。
今の季節は夜なら、
快適だし、寝やすいよ~」
「錆兎はそれでいいのか?
それとも、俺と、
一緒に寝たいとか…は…」
杏寿郎が恐る恐る
そう錆兎に確認を取っていて
お前は何を言ってるんだと
迷惑そうな顔を錆兎がしていて
「いや…それは流石に遠慮する。
わざわざ布団敷いて貰うのも悪いしな。
俺はソファで十分だぞ?」
「じゃあお湯張りしてる間に、
ソファで寝れるようにするね」
と言う風に
寝る場所の算段が纏まった頃に
丁度二田の家に到着して
送迎をしてくれた人のお礼を言って
家に戻ると
お湯張りのボタンを押して
杏寿郎は庭にテントを張りに行って
と言っても投げるだけで設置は出来るので
軽くピン打って設営するだけなのだが
結局要らないしある物で
いいじゃんって前に話してたけど
テントで寝るかも知れないのなら
あって困る物じゃないと杏寿郎が
自動で膨らむマットを丁度3枚繋げたら
あのテントにいい感じのサイズだったからと
子供が産まれてからも
使えるからと言ってAmazonで
いつの間にやらマットを買ってたんだけど
2人には…和室で
買って冷やして置いた
麦茶を飲んでゆっくりして貰って置いて
その間にリビングのソファを
ベッドの形にスライドさせ変えると
洗濯して置いたボックスシーツを掛けて
ニトリで買った布団のセットの
枕と掛け布団をそこに運ぼうとしてると
錆兎にそれを止められてしまって
「それは俺が運ぶからいい。
そんな腹してんだから、お前は無理すんな」
